ダイヤモンドと人々との歴史の始まりは紀元前700年ごろ。当初は極めて高い硬度の故に「お守り」や「魔除け」として珍重されたとか。その後、王や王妃、皇族の地位の象徴。またある時は権力を強固にするためや蓄財にも利用され、皇女や貴婦人が装身具として身に着けるようになったのは概ね15世紀初頭。
やがて長き時を経て1970年代の日本では、婚約、結婚、出産など人生の節目を祝う「意味深い輝き」として、私たちの日常にダイヤモンドが浸透。
そして、1980年前後デ・ビアスは、「2700年目のダイヤモンド。いま、ニューダイヤモンド・エイジ。」のフレーズの下、伝統的な殻を破り、なにものにもとらわれない自由でモダンなニューウェーブ・ムーブメント、「DIAMOND TODAY」を展開。
その時のリーフレットの表紙に使われたジュエリーが私のデザインです。
今ではジーンズにダイヤモンドなんて当たり前になりましたが、その頃はまだまだ・・・。
アーカイブの2つ目の紹介です。動くチェーンの一瞬を少しアート感を出してデザインした、まだ少なかったカジュアルなダイヤモンドジュエリー。
このチェーンシリーズは今でもアレンジを変えて登場しています。
マテリアル:リング、ブローチとも・K18YG、ダイヤモンド |