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■2014 12/26 今年も有り難うございました。  
 

2014年は様々な出会いのあった1年でした。
「多くの人々」「美しい自然」「古の人々の創りあげた造形」などそれぞれの出会いは、みな心揺さぶられ、感動を頂きました。

12月は「京都」そして「金沢」と古都での展示会で締めくくりました。
展示会の合間を縫って出かけた京都瑞厳山圓光寺の、「十牛図」を題材にして作られた池泉回遊式庭園は、周囲の山々、竹林などを取り込んだおおらかな作りでした。

   
木々の色は緑、黄色、橙色、赤・・・・奥深いグラデーションが何とも美しく、広縁から奥に歩を進め畳の上に腰を下ろすと、柱と柱、広縁によってまさに額縁に切り取られた、絵画のような風景が広がり、私の心は、沸き立つ感動と静寂に包まれ・・・・
素晴らしい時間を過ごしました。
 
この牛を追う牧童が描かれた「十牛図」の牛は人間が生まれながらに持っている仏心を表しているそうです。牧童が禅の悟りに至るまでの道程であり、懸命に探し求めていた悟りは自らの中にあったという物語だそうです。
私は、その十牛之庭を歩きながら、生まれながらにそんな心を持っているならば、それに気づき、磨いて輝かせ、これからも、人に感動を味わっていただけるようなデザインのジュリーを創り続けたいと願いました。


 
 
■2014 8/25 THE 15TH BIENNIAL JAPAN JEWELLERY DESIGNERS EXHIBITION  
 

第15回ビエンナーレ「日本ジュエリーデザイナー展 」に、私も出展いたします。

今回は、33名のデザイナーが、ジュエリーの表現を「燦・色・粋・游」の4つのゾーンに分かれ、それぞれのコンセプトにそって、独自の個性を余すことなく発揮しています。

私は「粋」のゾーン。 この言葉から私は、「禅」の影響を受けて高められた日本独自の美意識を感じます。
そこで、「不必要なものをそぎ落とす」、「一事を極めて高い境地に達する」、「単純美への志向」、加えて究極の調和。
そんなキーワードでデザインしたジュエリーを出展します。

日本ジュエリーデザイナー協会メンバーの、豊かな感性の競演をご覧いただければ光栄です。

会期:9月5日〜9月15日 10:30−19:00(最終日は17:00まで)
会場:銀座和光 本館6階和光ホール



 
 
■2014 07/07 銀座三越での3回目の個展(会期2014.06/25〜07/01)が無事終了いたしました。
今回は、最高の血赤珊瑚を使ったジュエリーや白珊瑚の椿のカービングのジュエリーなど「KARM」ブランドのご協力を得て展示させて頂いたジュエリーもあり、おかげさまで、海外の方々にも、じっくり見て頂くことが出来ました。
また、今までジュエリーを着けたことのあまりない方が、当ホームページをご覧になって、「このデザイナーのジュエリーを着けてみたい」と、わざわざ関西からお越し頂くなど、デザイナーの私にとって予期しない最高の心沸き立つ経験もさせて頂いた1週間でした。
 
お越し頂いた皆様、そして、ご協力頂いた多くの皆様に心より感謝申し上げます。
これからも、日常が少しでもわくわくと心豊かになるようなジュエリーを心を込めてデザインしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 
■2014 06/03 銀座三越で個展を開催いたします。  
M2階 銀座スタイル サロン ド ジュエリーGスペース
期間:2014年625(水)71(火)
   午前10時 〜 午後8時
日々の生活の中で、ジュエリーが豊かなスパイスとなれるよう、多彩なバリエーションの作品をご用意いたしました。お立ち寄り頂けましたら幸いです。
後援:公益社団法人 日本ジュエリーデザイナー協会 

■2013 12/27 NEW ITEM INTRODUCTION -新作ご紹介  
 
「色×いろ」が、
 コンセプト。

■前回のインフォメーションでお伝えしました奄美大島のマベパール。
その待望のジュエリーが幾つか出来上がりました。
そこで、早速その一部をご紹介いたします。

■天然のピュアなそれぞれのマベパールを見つめていますと、
「ブルー、ブルーグレー、モスグリーン、パープリッシュピンク」系、「ゴールド、オレンジ、イエロー、グリーン」系、さらに言葉では言い難い微妙な色まで様々な色が見えてきます。
そして、光を受けて真珠独特な柔らかい輝きを放ち、色から色へのグラテーションも絶妙です。その佇まいは、正に淑やかな「貴婦人」。時間を忘れて何時までも飽きることなく見入ってしまいます。
その色の美しさをより感じていただきたく、一つ一つの色をカラーサファイアで置き換えて、優しい形の中にセッティングしてみました。華やかで品格のあるシンプルなジュエリーをご提案します。



 
 
■2013 10/15 「真珠」によせる新たな思い。  
 
10月上旬、沖縄、奄美大島の各諸島には、台風23号、24号が相次いで迫って来ようとするそんな最中、仕事の依頼で奄美大島に行ってきました。
今回、私の訪問先の「奄美サウスシー&マベパール株式会社」は、奄美大島の南部、大島海峡に面した入り組んだ湾で日本で唯一、金色に輝く白蝶真珠と虹色に輝くマベパールを養殖しています。
この度、真珠の養殖に携わる方々の、心を込めて育てられている過程を目の当たりにして、その真珠たちに注がれる溢れるような情熱と愛情に、とても感動いたしました。そして、丹精込めて育てられたそのパールたちの一粒一粒が、とても愛しく思えました。今まで、ゴールデンパールやマベパールを使ったジュエリーは、数多くデザインしてきましたが、これから先、パールをモチーフにデザインする時の気持ちは、より一層温かく心を込めたものとなることでしょう。
ー 嵐直前の奄美の海 ー

ここの、真珠の養殖は先ず
「採 苗」 真珠貝の稚貝を育てます。これはただ赤ちゃん貝なら、どれでも良いと言うものでは有りません。まさにサラブレットのごとく、厳しい評価の下、選び抜かれた美しくて健康な貝を親貝として、その赤ちゃん貝を育てるのです。そして驚きですが、赤ちゃん貝が真珠を作る母貝として生き残れる確率は、わずか0.1%位だそうです。なんて厳しい世界なんでしょう。
また、ここでは、赤ちゃん貝に食べさせる植物ブランクトンも培養しています。そこには数多くの、大きなフラスコや機器などが並べられ、まるで化学研究室さながらです。
 
「養 殖」 稚貝が育つとその貝を、今度は海で真珠が作れる大きさ(マベ貝で約20cm、白蝶貝で約12cm)まで、約4年間ぐらい丹精込めて育てます。
 
「挿 核」

育った貝に真珠の元となる核を入れます。それを海の中に戻し、ここから又、美しい真珠ができるまで、2〜3年育てるのです。
この工程の中には様々な苦労があります。例えば、私が行った時は台風23号が、帰ってきてすぐ24号が奄美を襲いました。
貝たちが無事であって欲しいと、思わず願いました。
 

「浜揚げ」 いよいよ、貝を海から揚げ真珠を取り出します。
ー 採描室の飼育プール ー  

私の訪問する少し前に、白蝶ゴールデンパールが浜揚げされていて、それぞれ個性的な真珠たちが迎えてくれました。金そのものと言ったゴールデンの色から、少し青みのあるもの、薄めの透明感のあるものなど、とっても多彩でした。また、マベパールも白から薄いブルーの虹のような色、そして金色も混じったグリーン系など、実にバリエーションが豊かです。
天然で、こんなに様々な色合いと上質な照りを兼ね備えた真珠には、大いに創造意欲を駆り立てられます。
養殖に携わった方々から、この素敵な個性溢れる真珠をバトンタッチされ、一段と魅力的なジュエリーとしてお客さまにお届けする、これが私の仕事。「素材」の良さを余すことなく生かし、「感動と、ときめき」を感じていただけるデザインにするにはどのようにするか、本当にワクワクです。
この愛しいパールたちのジュエリーが出来ましたら又お伝えしましょう。
ー 白蝶ゴールデンパール ー
 
 
■2013 09/24 NEW ITEM INTRODUCTION - 新作ご紹介  
 
BLACK & WHOITE

■充分に手を掛けて磨き上げられた漆黒のオニキスと純白のホワイトカルセドニー。そのシャープなフォルムの中に、ダイヤモンドがセットされた大小の「ドット」が、リズミカルに遊んでいます。シンプルなシルエットのクールさの中に、『かわいい』という感性がプラスされた、BLACK & WHOITEの「DotSeries」がデビューしました。
楽しく、そしてデイリーに、あなたと共に大いに活躍して欲しいジュエリーです。

 
 
■2013 04/19 NEW ITEM INTRODUCTION - 新作ご紹介  
 
「薔薇と蝶」BROOCH

■今年もスイスのバーゼルで「バーゼルワールド2013」が4月25日から開催されます。
日本から出展される『KARM』ブランド。それは、「数少ない日本産出の宝石である宝石珊瑚で、世界中の人々を美しく輝かせ、幾世紀経ても愛され続ける宝飾品として創造していきたい」。という理念の下に設立されました。
そのブランドの中に私のデザインが幾つかありますが、そのひとつ「薔薇と蝶」をバーゼルに飛び立つ前にご紹介いたします。


■デザインコメント
薔薇の甘い香りに誘われて、思わず近づいた蝶の一瞬をデザイン化したブローチです。優雅な白薔薇を中心に、カラーサファイヤとダイヤモンドで鮮やかに装った可憐な蝶たちを、可愛らしさと軽やかなリズム感を醸し出すように、大きさに変化をつけてレイアウトしました。サンゴのカービングや制作の職人さん達の技術が光っています。

 
 
■2012 12/28 銀座三越での2回目の個展(会期2012.12/19〜25)が無事終了いたしました。
(銀座三越M2階 銀座スタイル サロン ド ジュエリー G スペース)
クリスマスと年末をひかえ、ご多忙中にもかかわらず多くの方々にご来場いただけたことに、心より御礼申し上げます。
今後も、「感動」して頂けるジュエリーの制作に日々励んでまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
 
 
ときめきを、あなたに。高橋 ま き 子 コレクション
 
 
■2012 11/21 銀座三越で個展を開催いたします。  
 
M2階 銀座スタイル サロン ド ジュエリー Gスペース
期間:2012.12/19(水)〜12/25(火)

    10:00am〜8:00pm
    ただし、12/21〜12/24は9:00pmまで
ときめきを、あなたに。高橋 ま き 子 コレクション
ときめきを、あなたに。高橋 ま き 子 コレクション

「特別に大切な方」や、この一年「お世話になった方」。また、今年一生懸命頑張った「あなた自身」へのご褒美としてなど、 "XmasPresent"にいかがでしょうか。そして、「ときめき」のクリスマスのひと時をお過ごしいただけたら幸いです。

洗練された透かし彫りジュエリーのシリーズ「Ethnic+」をはじめ、普段使いのカジュアルなものから特別なシーンのエクセレントなものまでバリエーション豊かにご用意いし、ご来場をお待ち申し上げております。

後援:(公社)日本ジュエリーデザイナー協会
 
 
■2012 07/25 NEW ITEM INTRODUCTION - 新作ご紹介  
 
スポデューメン(リシア輝石)は色の変化に富んでいますが、その中でエメラルドグリーン系はヒデナイト、ピンク系はクンツァイトと呼ばれています。
今回、色彩の濃い透明な輝きの美しいクンツァイトで、ネックレスとリングのセットジュエリーをデザインしました。
この石はアフガニスタン産ですが、買い付けの営業の方の話によると、いわゆる「とっぴん」(品質評価の極めて高い石)と呼ばれる石は、最初はなかなか出してくれず、「もっと美しいもの、最高のものを」という再三の願いに、やっともったいなさそうに出してくれたそうです。これだけ大きさのある魅惑的な石は、手放すのも少し残念なのかも知れませんね。
そんなわけで、23.103ctと16.84ctのライラックのようなパープリュシュピンクの美しさを更に生かすためには、どんなデザインが良いだろうかと思考錯誤.....。
この考える時間こそデザイナーにとっての至福の時。
DiaとBlackDiaを組み合わせ、マーキスカットのカーブをより強調した動きのある非対称のデザインは、石の美しさを引き出す事が出来たでしょうか......。
「特別な時」に着けて頂きたいHigh-Jewelryです。
 
 
■2012 05/10 銀座三越での個展を盛況のうちに無事終了する事が出来ました。
(2012 04/25〜05/01 銀座三越M2階 銀座スタイル サロン ド ジュエリー G スペース)
 
 

ご多忙中にもかかわらず、多くの方々にご来場いただきありがとうございました。
そして、数多くの貴重なご批評やご感想をいただき、これからの創作の励みになるものと、厚く御礼申し上げます。

試しに着けてみられてパッと明るくにっこりされたお顔や、会場を一巡されて通り過ぎていかれたお客様が「どうしても忘れられない」とお戻りになって着けてみられた事など、お客様のお目に留まったジュエリーを着けて頂くことにより、一人一人の個性が輝く瞬間を共有させていただけたことは、創作に携わる者として大きな喜びでした。
今後も『日常の中に「ときめき」と「感動」を!』をコンセプトに、皆様方の個性が一段と輝いていただけるような、ジュエリーを
お届けできればと思っております。

 

 
 
   
 
   
素敵なお花を沢山頂き、本当にありがとうございました。会場が一段と華やかになりました。
 
 

■2012 04/01 銀座三越で個展を開催いたします。  
M2階 銀座スタイル サロン ド ジュエリーGスペース
期間:2012年425(水)51(火)
   午前10時 〜 午後8時
新作も多数含め、ラグジュアリーなものからカジュアルなものまで幅広くご用意致しました。
是非ご覧いただき「ときめき」のひと時をお過ごしいただけましたなら幸いです。ご来場をお待ちしております。
後援:公益社団法人 日本ジュエリーデザイナー協会 
 
2021~ 2018~2020 2015~2017

 
Makiko Takahashi Collection