TOP CONCEPT COLLECTION PROFILE INFORMATION CONTACT
■2017 12/28
12月東京帝国ホテルで、今年の展示会を終了。全国の様々なところで、足をお運び頂きました皆様には、心より感謝申し上げます。

年初に訪れた広島では、初めて、広島平和記念資料館を訪れる事が出来ました。この地球上から核兵器が廃絶される事を願わずにはいられないスタートでした。
平和だからこそ出来る今の創作活動です。
この作品は世界に珊瑚の美しさを広めているブランド「KAWAMURA」 からのオファーの作品。

■左の作品、今にも咲きそうなふっくらとした蕾カメリアの白珊瑚。螺鈿の緑の葉がコントラスト華やかなブローチです。
■右の作品、ピンク珊瑚の愛らしいカメリア。シンプルモダンにデザインした葉を添えた、螺鈿のブローチです。
 
 

■2017 12/08
NEW ITEM INTRODUCTION -新作 PLIER+(プリエプラス)のご紹介
 
PLIER(プリエ)とは、フランス語で「折る」という意味。
紙を不規則に折ったイメージで、高低差を付けてリズム感を演出。
カチッとした折を角のない円形にトリミングしたかのようなジュエリー。
直列したダイヤモンドの輝きと、折られた地金の明暗の織りなすシャープな輝きをお楽しみ下さい。
このシリーズにはリング、ペンダント、ブレスレット、イヤリングなど、大小様々なアイテムが揃っておりますので、カジュアルからフォーマルまであらゆる場面で活躍してくれそうです。
 
 
 
■2017 10/26
 
 
■2017 9/13
和光本館
  東京都中央区銀座4丁目5-11
  TEL:(03)3562-2111(代表)
 
 

■2017 5/25
NEW SERIES INTRODUCTION -新作ご紹介
1月の誕生石であるガーネットの歴史は5000年以上に上るといわれ、語源は「ざくろ」を意味するラテン語で日本では「ザクロ石」と呼ばれています。赤い印象が強いのですが、結晶の構造は同じながら、成分によって様々なカラーがあります。その光沢と分散がダイヤモンドの様に美しい、クロムグリーンのデマントイドガーネット、同じグリーンでも目の覚めるような輝きのツァボライト、赤みがかったオレンジ色のスぺサルティンガーネット・・・・など、その数、30以上はあるようです。
さて、このジュエリーの石は、ロードライトガーネットの中で特に紫が濃く、果物の葡萄の様な色鮮やかな石で、市場ではグレープガーネットと呼ばれて、近年、特に人気になっているようです。
ダイヤモンドとマット加工の地金の線で構成された動きのあるデザインで、ブローチは、3.25ctリングは2.61ctのグレープガーネットを、ポイントにあしらってみました。深みと輝きのある赤紫色を楽しんで頂きたいジュエリーです。


 
 
■2017 3/21
公開審査状況は、地元のTVなど各メディアでニュース報道されました。

2月19日、第10回「宇和島パールデザインコンテスト」の公開最終審査が行われました。


■このデザインコンテストは毎年行われ、私は4回目から審査員をさせて頂いておりますが、今年は、10回目という一区切りの節目のコンテストでもありました。 このイベントは、宇和島市が「真珠の町宇和島」を広く国内外にPRすることと同時に、「宇和島真珠」のオリジナルブランドの確立をも目指しています。そしてさらに、日常的に楽しんで頂けるカジュアルパールジュエリーや、生活に潤いを与えるアイテムのデザイン開発など、真珠における既存のフォーマル的イメージに加えて、新たな可能性を発信する機会とも位置づけられています。

■応募作品に対峙した時、作者の「思い」、アイデアの「斬新」さ、きらりと光る「造形美」、などを捉えるために感性を研ぎすまして懸命に審査をします。 そんな時思うのですが、発想も既成概念に囚われず、また造形的にもオリジナリティー豊かな作品もある中、時折、あれもこれもとあまりに多くの要素を盛り込みすぎて散漫になり、結果、意図が曖昧になり造形的にも破綻をきたしてしまう作品も少なからず見うけられます。これとこの要素をそぎ落としたら、コンセプトが明確になり、説得力もデザインの完成度もアップするのに・・・・・惜しいなーと。

■そんな中で、今回の最優秀作品のブレスレットはシンプルな美しい造形で、ストレートに思いが伝わって来ました。真珠を効果的に使っているのも受賞の決め手でした。 どうぞ作品をご覧になりたい方は【 第10回宇和島パールデザインコンテスト 受賞作品 】こちらからご覧ください。

■これからが楽しみな、応募して下さった若い方々の活躍を、心から応援しています。



 
 
■2017 1/9
2017年、今年もどうぞよろしくお願い致します。
日常、ついつい時間に追われ、焦ったり、右往左往になりがちな私ですが、2017年新たな年を迎えて、「為すべき事を心を込めて丁寧に」をメイン・フレーズに、デザイン活動は勿論プライベートでも、「心穏やかに、喜びをもって、ゆったりと、急がず休まず淡々と...」これが今年の目標です。

写真はトリリアントカットバフトップのロードクロサイト、主産地のアルゼンチンに因み、インカローズとも呼ばれています。しかし、この美しい深みのあるピンクの石の産地は北海道です。
ダイヤモンドの直列で区切られたマットと鏡面の重なり合う「シャープ」な面と、ピンクのバフトップの「優しさ」を対比させたグラフィカルなデザインで、ブローチ・チョーカー/イヤリング/リングのセットジュエリーに仕上げました。


 
 
■2016 12/30
今年もありがとうございました。
今年の展示会は金沢から始まり、東京の帝国ホテルで終了。全国の展示会に足をお運び頂いた皆様、心よりお礼申し上げます。
今年はオリンピックイヤー、アスリートの活躍にテレビの前で興奮したものです。そんな中、一人の選手のネックレスに目が留まりました。「あ!私のデザインだわ」思わず声にしたそれは、(株)アーク・クエストの磁気健康ギア「コラントッテTAOネックレス」。京セラ株式会社開発の「京都オパール」とファインセラミック素材「カラーセラミックス」を使用したデザインシリーズの一つでした。「同じ身に着けるなら、健康に良いだけでなく、おしゃれにスタイリッシュに装って頂きたい」。そんな想いでデザインしたものでした。思わずそのアスリートに大声援を送り、メダルを取れた時には自分の事の様に嬉しく、興奮したものです。
私の知らないところで、私のデザインしたものを身に着けて下さる方には、過去にも電車内で遭遇したことがあります。その時も、思わず、そっと感謝しその方の幸せを願ったものです。しかし今年のオリンピック中継で見つけた時は、以前にも増して、何かワクワクし、益々心を込めて、着けて下さる方の魅力を引き出し、輝いて頂けるようなジュエリーをデザインしていきたいと願わずにはいられませんでした。
今年も一年間本当に有り難うございました。


 
 
■2016 12/13
NEW SERIES INTRODUCTION -新作ご紹介


 
 
■2016 11/1
十和田市現代美術館に立ち寄りました。
❶ 「Standing Woman」Ron Mueck
   photo/Kuniya Oyamada

■八戸での展示会の折、新幹線の八戸駅からバスで40分程、十和田市現代美術館に立寄りました。
二重の並木道になっている美しい官庁街通りに、白い箱がポンポンと置いてある様なモダンな建物で、周りの広場にも楽しいアート(写真❷〜❺)が満ち溢れた空間になっています。

美術館の展示室に入った瞬間、ロン・ミュエクの巨大な彫刻作品(写真❶)に遭遇し、「わあ〜」と一言。ただただ、見上げるばかりでした。血管まで透き通ったような肌のリアルさ、しわ、髪の毛の1本1本まで超写実的、人間の何倍ものスケールなのに、体の微細な部分まで再現しながら、圧倒する迫力には本当にドキドキ。

この美術館では、全ての作品が箱のような展示室に一つ一つ別々に展示されています。それは、他の作品に影響されずそれぞれ独自な空間を創出し、観る人を別世界へと誘います。ワクワクしたり、不安だったり、ドキッとしたり、錯覚それともリアル?・・・心揺さぶられるひとときでした。

(館内展示品は撮影不可なので、皆さんにご紹介できないのが残念です。)

     


 
 
■2016 8/25
は、時として人の心を開放し、大胆な行動に誘います。そしてこの夏、心ときめく「DRAMATIC」な非日常に遭遇された方もいらしゃったのではないでしょうか。
そんな季節のエピローグの中、まだ日焼けが残るお手元に「DRAMATIC SURFACE series」のリングとバングルのセットなど如何でしょうか。
このジュエリーシリーズはMAKIKO・TAKAHASHI COLLCTIONの定番。磨き上げられた曲面の美しさとその映り込み効果は、エッジのダイヤモンドとあいまって、シンプルでいてインパクトあるデザイン。そして、身に着けている時に、周りの色や形を想像外の姿で映し出し、そのハッとするような不思議さは、まさに、「DRAMATIC」。
写真の右側は、耳を覆うようにデザインされた同シリーズのイヤリング。他のジュエリーをすべて外し、こんな大ぶりで大胆なイヤリングだけのおしゃれも、なかなか知的で都会的ではないでしょうか。 


 
 
■2016 7/25 NEW ITEM INTRODUCTION -新作ご紹介  
 


 
 
■2016 2/18 厳島神社、パワーを頂きました。  
 


平安のモダニズム、
清盛のSimple is Best。

■昔、ジュエリーデザインの国際賞を受賞したパリで、フランスの記者から「非常に日本的な美しさを感じる」と評されたことがありました。確かにそのジュエリーは、日本の伝統芸能である「文楽」を観て感動した一週間後のアイデアが源でした。しかしそれは日本の美しさを表現しようと思った訳ではありません。
ただ、文楽の人形の衣装の、定石では避けるような赤や緑の「補色」の使い方が何とも美しく、虚飾を排した舞台とずしりと響く太棹の三味線、そして、謳い上げる義太夫節の響きの中で、一際ドキドキとする程輝いて見えました。その感動の「色味」を無色透明なダイヤモンドと対比させたコンポジションでした。
日本に生まれ、育ち、いつの間にか潜在意識に溶け込んだ日本的なる美しさに共鳴する感性が、ジュエリーのデザインに蘇ったのではないでしょうか。

■新年スタートのこの一月、同じような感動を味わいました。それは、広島での展示会の前日、厳島神社を訪れた時でした。直線で構成された朱色の神社の、みごとなまでに大自然の中に融合した佇まいに、何とも美しく、心が揺さぶられるような感動を覚えました。
平清盛は、どのような夢と未来を思い描き、また、如何なる心情でこの回廊を歩いたのだろうか。青い空、打ち寄せる波の飛沫の白、静寂の中、凛として連なる朱の柱々・・・想像の翼は平安の「雅」の世界までさかのぼり・・・
この「静」と「動」の同居する感動は、きっと私の今年の創作に反映されるはず、されない様では困りますね。



 
 
■2016 1/11 初春のお慶びを申し上げます。 今年も、宜しくお願い致します。  
 

2016年の新しい年を迎えました。
今年は、より豊かな柔らかい心をもって、創作活動をしていきたいと願っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

この写真のチョーカーをお求め頂いたお客様は、仕事で人の上に立たれる方ですが、何時も優しく穏やかな可愛らしさのある方で、どちらかというと、小さい丸みのあるかわいらしいジュエリーがお似合いかと思っておりました。ところが、このような、シャープで大き目なジュエリーを優しげに着けこなし、これがまた、彼女の新たな魅力を引き出し、はっ!と目を見張る美しさです。ジュエリーは、見るだけでなく「実際に着けて」みて、全身で確かめてほしいと常々思っておりますが、着けて頂いて初めて分かる「ワクワク」の発見。今年も、こんな素敵な出会いを求めて、心を込めでデザインしてまいります。

ネックレスは、カンボジア産Blue Zircon 2.99ctの美しいブルーと、細くカットされたオニキスの黒、そして、ダイヤモンドとの対比がシャープな、チョーカーブローチです。


 
■2015 12/26 今年も、ありがとうございました。  
 

2015年も残すところ僅かとなりました。今年は、札幌・青森・会津・高崎・金沢・千葉・銀座・川崎・名古屋・京都・神戸・岡山・長崎・熊本など、いつになく、日本の様々な所で展示会をさせて頂きました。
それぞれの土地での、美しい自然・寺院、そして合間をぬって出かけた美術館。また、各名産品やお料理などに舌鼓を打つなど、ワクワクする出会いを沢山経験させて頂きました。そして何より、展示会でのお客様との出会いは感動でした。初めてのお客様に、「こんなデザインがほしかったの!」と言ってくださった時の喜びの笑顔は忘れられません。また、前回お買い上げのジュエリーを着けて来てくださったお客様。そして、何度もそれも遠くからお越し頂いたお客様など、お顔を拝見するだけで感激致しました。
足をお運び頂いたお一人お一人に心より感謝申し上げます。

そして、世界の人々に日本の珊瑚の美しさを発信し続けている「KAWAMURA」。そのブランド向けに私がデザインしたジュエリーは、今年もバーゼル・香港・ニューヨークと世界を回りもしました。その中の一つ、血赤珊瑚の「薔薇」をご紹介いたします。
もう中々採れないと言われる程の大きさと、血赤の見事な色味。そして、卓越した技のカービング。そんな存在感十分な薔薇を主人公に、かすみ草をデザイン化して添えました。
螺鈿の鮮やかな発色とダイヤモンドがあいまって、薔薇をより華やかに魅せる事が出来たでしょうか。

今年も本当に有り難うございました。



 
 
■2015 09/30 NEW SERIES INTRODUCTION -新作ご紹介  
 


 
 
■2015 08/01 COLOR STONE JEWELRY INTRODUCTION  
 



 
 
■2015 06/09 COLOR STONE JEWELRY INTRODUCTION  
 

 

 

■スタイリィシュカジュアルシリーズの新しいデザインをご紹介します。
ジーパンに白いワイシャツのVに空いた胸元に、キラリと光るこんなジュエリーがあったらいかがでしょうか。又、オーガンジーなどフェミニンなディテールをプラスしたカジュアルなワンピースに、ショートブーツなどという個性的なファションにもマッチします。

■石は、ラピスラズリ、オニキス、ホワイトカルセドニー・・・など、マロン型にカットし美しく磨き込みました。ダイヤがセットしてある長い爪の位置がちょうど中心にある為、少しハート型にも見えませんか。

■スタイリッシュな中にかわいらしさが加味された、日常的に気軽に使って頂きたいジュエリーです。



 
 
■2015 04/30 「宝石の四季」の表紙を飾っています。  
 
国内外のジュエリーデザインやジュエリーマーケットの情報を発信している、日本の宝飾業界で最も長い歴史を持つジュエリー専門誌「宝石の四季」の2015年Spring号(229号)の表紙を飾っているのは、MAKIKO TAKAHASHI COLLECTIONのジュエリーです。
以前に紹介したクンツァイトのセットジュエリーと、新作のブラックトルマリンのチョーカーブローチです。同じ黒でもオニキスの漆黒の感じより透明感があり、光の角度によってモスグリーンのような色が見えます。マーキス型のシャープなカットとデザインですが、トルマリンのカボッションのソフトな輝きが優しさを醸し出してくれています。


 
 
■2015 04/08 COLOR STONE JEWELRY INTRODUCTION  
 
透明感のある深い緑と、黒の針状の美しいインクルージョンの入った、ブラジル産、クォーツ ウィズ アクチノライトのペンダントブローチです。78.74ctの大きな石を重さを感じさせないように、ダイヤモンドとブラックダイヤのラインフレームをあしらい、ライト感覚のモダンなデザインに仕上げました。
完成後すぐの展示会で、私の手から離れましたが、今は背丈のある活動的で素敵な女性の胸元で、共に輝いてくれていることを願っています。


 
 
■2015 03/25 素敵なお手紙 が届きました。  
 

それは、昨年の秋京都での展示会の際、初めてお目にかかり、ナチュラルなブルーカルセドニーのペンダントとリングのジュエリーをお買い上げ頂いたお客様からのものでした。

「この度の展示会で大変素晴らしい作品に触れ、デザインは何か宇宙を感じ、美しい大好きな色と共にすっかりひかれ、卒寿の年の記念ともなるべきお品を頂き感謝いたしております。」こんな言葉と共に幾度となくお着け頂いた様子も書かれ、身に着けた写真も同封されていました。

卒寿といえば、90歳・・・その様な高齢とは思えない若々しさと感動する心・・・そして積極的な日常を送り、ジュエリーを楽しんでいらっしゃる様子も伝わってきて、私は、しばらく感動で、何度も何度もお手紙を読み返しました。

「あーこんな素敵なお客様に支えられているんだなー」と心より感謝すると同時に、こんな風に歳を重ねていきたい、そして、これからも少しでも多くの方に喜んで頂けるジュエリーを丁寧に心を込めてデザインしてゆこうと誓いました。



 
 
2021~ 2018~2020 2021~2014
Makiko Takahashi Collection